concept
ポップアイドのお菓子たち - Les gâteaux de POPEYED -
小麦粉、たまご、バターにお砂糖。さあ、ここから、どんなお菓子がうまれるのでしょう?
お菓子づくりは、イマジネーションの遊び。夕日のグラデーション、歩道を舞う落ち葉、昨夜見た夢、空に描かれた雲・・・・・
ポップアイドのお菓子たちは、ありとあらゆる幸福なイメージから生まれます。だから、どのお菓子もみんな、しあわせそうな顔をしています。まるで恋をしているときみたいに、ね。
さて、そんなお菓子たちがどんなふうに誕生するのか、あなたもちょっとのぞいてみませんか?
素材のおはなし Les ingrédients
たとえば、みんなが大好きな「いちごのショートケーキ」。
ふんわりやさしいスポンジケーキに、とろけるような心地の生クリーム。さてさて、かんじんかなめの、いちごのお味は?
新鮮で、甘酸っぱくて、風味豊かないちごがあってこそ、おいしいショートケーキはできあがります。
ポップアイドでは、お菓子づくりに必要なすべての素材をこだわりの目でセレクト。そのひとつひとつが奏でる味のハーモニーをとても大切にしています。
まんまの小麦粉 Farine biologique
太陽と、雨と、大地と。ひと粒の小麦の実には、豊かな自然の息吹が眠っています。
ふわっと甘いスポンジケーキも、さくっと香ばしいクッキーも、おいしい洋菓子はみんな、自然がくれたシンプルな贈りものからできているのです。
ポップアイドでは、大いなる自然に育まれ、温かな人の手で大切に守られてきた小麦だけを厳選。一部の焼き菓子にはオーガニックパウダーを使用するなど、ヘルシーで安心な素材選びにもこだわっています。
スポンジ七変化 Sept biscuits différents
さて、問題です。あなたは、すべてのケーキは、1種類の同じスポンジ生地で作られていると思いますか?
答えは(ポップアイドに限っては)NO。ふわふわの生地もあれば、少し硬めのものもあり、ナッツの粉末を練りこんだ生地もあれば、リキュールを混ぜたものもある。硬さも、風味も、いろいろ。
ポップアイドでは、ケーキの種類にあわせてスポンジ生地をつくり、ときには、ひとつのケーキに2種類の生地を使うこともあるのです。
8%の甘い誘惑 Sept biscuits différents
人間の味覚の中で最も早くから発達するのは、「甘み」に対する感覚。だから、小さなこどもたちは甘いものが大好き。でも大人になって、酸味や苦味といった複雑な味覚を理解するようになると、単純な甘さでは満足できなくなります。
ポップアイドの生クリームは、平均して糖分が8%。ふんわりした食感と「甘み」のバランスがちょうどよい割合になっています。
上品でふくよかな甘さの生クリームは、まさに大人の味覚にぴったりの味わいです。
育ちのよいフェイス Le profil d’une bonne éducation
生まれ育ちが顔に出る、というのは本当でしょうか?ほかはどうあれ、ポップアイドの素材たちに関しては本当です。
たとえば、見るからにみずみずしく愛らしいいちごは、1年を通じて国産のものだけを使用。カリッと香ばしいナッツはすべて、本場カリフォルニアから輸入。
また、レモンやベリー、キウィなどのフルーツをはじめ、焼き菓子などに欠かせないハーブは、自家農園での無農薬、有機栽培のものを厳選して使用しています。
味のおはなし Le goût
お菓子は、まるで音楽のよう。なぜなら、いろいろな素材が奏でる「味のハーモニー」を楽しむものだから。
ポップアイドでは、何百種類もの素材の中から、何通りもの組み合わせを考え、最もおいしいと思える味のハーモニーを作り上げて生きます。もちろん、失敗すれば不協和音。だから、納得のいくまで何度も試作を繰り返します。
好きな曲を楽しむように、ポップアイドのお菓子を味わってほしい。そんな想いで作り続けているのです。
日仏友好 Amitié franco-japonaise
洋菓子といえばフランス。でも、フランス人がおいしいと感じるものが、必ずしも日本人の口に合うとは限りません。
そこでポップアイドでは、伝統的なフランス菓子の製法をベースにしながらも、日本人の好みに合うようアレンジ。和三盆という日本独特の砂糖を使って上品な甘みを出したり、ごまや抹茶などの和の食材を取り入れたりと、さまざまな工夫を凝らしています。
もちろん、見た目も懐石料理などの繊細な美しさから多くを学んでいます。